夏休みの終盤、息子が長患いをしました。

はじめの症状は、鼻水、咳、痰、微熱。
夏風邪かな、とまずは行きつけの耳鼻咽喉科を受診。
三種類の薬が処方されました。
しかし、数日経っても症状はほとんど変わらず、再受診。
今度は抗生剤を含む三種類の薬が処方されたのですが、またしても改善が見られず・・・。
悩んだ末、耳鼻咽喉科では鼻と喉しか診察してもらえないので、内科に「“もしもし”(聴診)してもらいに行こう!」と決めました。
そして三回目の受診は内科(小児科)へ。
私は、『今回はどうされましたか?』とお医者様に聞かれたときに説明をするのが苦手なのですが、ましてや今回は経過がちょっとややこしい・・・。
そこで“お薬手帳”をあらかじめ手に持って診察室に入りました。

私が経過を短く説明し終えると、お医者様は「ハイ、それちょっと見せてね。」と言い」お薬手帳に目を通し、サラサラとカルテに書き写しはじめました。
診察後、耳鼻咽喉科で処方されたものとは異なる抗生剤が処方され、息子の病状は快方に向かいました。
薬剤師さんによると、抗生剤にはたくさんの種類があり、それぞれ効果を発揮できる細菌や微生物が異なるそうです。
しかし、培養検査をしない限り症状の原因となっているものを特定することは難しいため、お医者様は経過を見ながら異なる種類の抗生剤を処方することがあるとか。
なるほど、それで内科のお医者様はお薬手帳の情報を重視されていたのだな、と大いに納得しました。
情報を正確に伝達・共有するために大変有益なツール、“お薬手帳”。
そのパワーをしみじみと感じたこの夏の出来事でした。
現在、薬局によってはアプリをダウンロードすることで利用できる“電子お薬手帳”があるようです。
家族分をまとめて管理できたりと、なかなか便利そう。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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