最近、気温が30℃前後と厳しい暑さが続いております。
子どもは体温調節機能が未発達、特に汗をかく機能が未熟で体に熱がこもりやすく、体温が上昇しやすいため熱中症に気をつけていただきいと思います。
〈熱中症の症状〉
軽度
⚫️めまい、立ちくらみ、顔のほてり
(一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状)
⚫️手足の筋肉がつる(筋肉がピクピクと痙攣したり、硬直)
⚫️汗のかきかたがおかしい
拭いても拭いても汗が止まらない・全く汗をかいていない
※水分と塩分の補給
経口補水液、スポーツドリンクなど
中度
⚫️体がぐったりし、力が入らない
吐き気、嘔吐、頭痛、意識の低下
⚫️皮膚が冷たい
※すぐ医療機関に受診、もしくは救急車を呼ぶ

重度
⚫️体温が高くて皮膚を触ると
とても熱い、皮膚が赤く乾いている (40℃前後の高熱がある場合)
⚫️呼び掛けに反応しない、まっすぐ歩けない
⚫️自分で上手に水分を摂ることが出来ない (無理やり水分を口から飲ませない )
※すぐ医療機関に受診、もしくは救急車を呼ぶ
〈熱中症が疑われる時の応急措置〉
⚫️涼しい場所へ移動させる
⚫️衣服をゆるめて(脱がす)体の熱を放出させ氷枕、保冷剤などで首の両脇、脇の下、大腿のつけ根を冷やす
⚫️皮膚に水をかける
⚫️濡れたタオルで体を拭く
⚫️うちわや扇子であおぐか、ない場合はタオルか厚紙であおいで風を起こして体を冷やす
⚫️水分と塩分を補給
経口補水液、スポーツドリンク
無理に飲ませない
〈熱中症対策〉
⚫️屋外では、日かげを選ぶ
照り返しの影響
大人より子どもは身長が低いので
大人の顔の位置が32℃の時、子どもの顔の位置は35℃位ある
ベビーカーも地面からの位置が高いものを選ぶと照り返しの影響を受けにくい
帽子、通気性の良い涼しい服
脱ぎ着きしやすい服
⚫️自宅では、部屋の温度、湿度の調節
部屋の風通しを良くし、扇風機、クーラーを使って快適に過ごす
外気温から4~5℃低め
遊びに夢中になっていると、喉の渇き、気分の悪さなど熱中症のサインに気づくのが遅くなるので、休憩、水分補給が大切
(汗や体温、顔色など子どもの様子を気にかける)
日差しがない自宅や屋内は大丈夫だろと油断しがちなので、屋外と同じ対策を意識する
水分と塩分の補給
お茶は利尿作用があり、身体の中の水分を外に出してしまうため適さない

⚫️手軽にミネラルが取れる商品
ミネラル塩サブレ
汗で失いがちな4種のミネラル
(マグネシウム、ナトリウム、カルシウム、鉄分)とクエン酸が補給できるサブレです
これなら小さなお子さまでも手軽にミネラルを補給できるのではないでしょうか
5月20日発売 (期間限定)
