ル・アンジェ広島~宮島の鳥居~

海の中に建つ大鳥居は宮島のシンボル。

実はこの大鳥居の根元は海底深く埋められているわけではなく、自分の重みだけで建っているのです。

それなのに台風や地震がきてもびくともせず、動いたり、倒れたりしないのはなぜでしょう。

その秘密の1つは鳥居上部の島木は箱形の造りで、

中にこぶし大の玉石約7トンを詰めて“おもし”にしているから。

また主柱・袖柱あわせて安定感のある6本足とし、

柱と屋根の交差する部分には特殊な造りのクサビがほどこされて、柱と屋根の動きやひずみなどを自然に吸収。

海底部分は松材の杭を打って地盤を強化したうえで、その上に布石を並べて基礎の代わりとしていま す。

まさに先人の知恵のたまもの。

数百年前にこれだけの仕掛けを行っているわけですから、改めて驚かされます。

大鳥居の高さは約16メートル、主柱の周囲は約10メートルもあり、しかもクスの自然木。

クスの木は、腐りにくく虫に強いためです。

昭和25年に水に浸かる下の部分が新しいクスの木に取り替えられましたが、

その巨大なクスの木を運んだ貨車がトンネルの入り口で立ち往生したというエピソードも。

次代は宮島産のクスの木を使おうと、地元の人たちによってクスの木が植林されています。

そして、潮が引いたときに

鳥居の周りを散策できます。

その巨大な鳥居には圧倒されてしまうほ ど。

広島に来た際には一度寄っていって欲しい場所です。

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